場所:栃木県那須町
規模:地上2階、53坪
構造:木造一部RC造

設計・監理:(有)寺設計
設計期間:2006年1月〜10月

施工:深谷建設(株)
工事期間:2006年11月〜2007年5月

 
2007年5月18日

竣工 

完成引渡しとなりました。
新緑にたたずむ建物は設計イメージ通りのものとなりました。

広めの玄関ホールから階段を上がるとデッキに望む大開口に面します。
















随所に設けた縦長のスリット窓で効果的に光と緑を採り入れています。














こだわりのキッチン。
白いタイルにホーローシンクとコンパクトながらも機能的にまとめました。

















 






そして、浴室。
この地に家を建てた一番の目的でもあります。
敷地内に引き込まれた温泉を存分に楽しめます。

浴槽は 「えんがわノート・那須だより1」で紹介した地場産の芦野石仕上です。
なんと吐水口は無垢の芦野石を削り出しています。

 

 









2007年5月16日

まもなく完成引渡し

本日、完了検査を受け無事合格となりました。
残工事、クリーニングを終え18日に完成引渡しの予定です。









居間、階段ホールからデッキ越しに望む新緑も日に日に濃くなっており、引越しを終える頃にはクヌギの葉も茂り窓一面が緑になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 






客室としての和室の地窓からは、もうすぐ山ツツジの花が楽しめます。

 

 




2007年4月19日

仕上げ真っ盛り

仮設足場が撤去され、建物の全貌があわられました。

クヌギの枝葉にすっぽりと包まれるように軒先の高さを6mほどに抑え、敷地と馴染ませています。新緑が芽吹く、5月末の完成が今から待ち遠しいです。

 

 

内部のクロス貼り、塗装、左官といった各種仕上工事が盛んに進んでいます。
白く仕上られた室内は窓からの光を反射してよりいっそう明るく感じられます。





 


 

 


浴槽の下地造りが終わりました。
クヌギ林を眺めながら家族でゆったり漬かれる浴槽は浅瀬と深みに分かれており、寝湯を楽しむこともできます。

 









2007年3月30日

仕上げ工程

木工事が概ね終わり、仕上げ工程に入りました。

外壁仕上のリシンの色は周辺のクヌギ林や木製サッシュとマッチするように微調整を重ね、決定しました。
リシンの吹付を終え、建物としての風格が漂うようになりました。

内部も壁、天井の石膏ボード張りが終わり、窓枠や建具枠の塗装、クロス貼りに着手していきます。





2007年3月13日

外壁下地張り

久しぶりの雪で現場は15pほど積もっています。

外壁の下地ボード張りが終わり、仕上工程に入ります。
塗見本をもとに外壁、木部の色決めの打合せを行いました。
1階のコンクリート、屋根の色との取り合いがよく、四季を通して周辺環境と調和するチャコールグレーを提案しました。



 

 








内部は壁、天井の木下地工事が終わり、石膏ボード貼りが進められています。一段と部屋らしく見え、イメージ通りに仕上がってきています。

 



2007年2月21日

木製サッシュ取付

外壁廻りの下地作業が進み、今日は居間の木製サッシュが取付られました。デッキに面した南西角に設け、陽射しと立木の姿を採りこみます。


幅3m、高さが上・下段それぞれ1m70、2mの木製サッシュは重さが100キロ近く、今回はガラスとサッシュを分けて取り付けることとなりました。
ガラスだけでも数十キロありますが、息の合った二人でさっと持ち上げ、あっという間に作業が終わりました。


木製サッシュが取付られたとことで建物の外郭が出来上がり、景色を採りこみつつ、建物内に居る安心感も得られるようになりました。

 




2007年2月3日

上棟式

前日の雪も積もることなく、晴れ渡った現場で、”四方固め”を行いました。監督が建物の四隅をお神酒で清め、棟梁が大槌でつき、土台と柱がしっかり固まり、丈夫な家になるように願いをこめます。

棟梁特製の幣串を前に関係者一同、工事の安全と、建物の完成を祈願しました。

場所を移動しての直会(なおらい)には職人の皆さんが多数参加して建築主のOさんよりおもてなしを受けました。





2007年1月31日

建て方

大安吉日の30日に木造部分の建て方を行いました。10トンのレッカー車を用いての作業でしたが、さすがに敷地の奥まではアームが届かず、大工さんたちの人海作業で無事上棟となりました。

建物のボリュームは周辺の木立にほど良く馴染んでいます。

 

明けて31日、今日も快晴で1月なのに日中は汗ばむほどの陽気です。屋根の垂木架け、野地板貼りと作業が続きます。

 

 

 

写真右が深谷建設の江部監督。左が大工の薄井棟梁。
「こんな冬は初めてだよ」と薄井棟梁。
それもそのはず、去年の1月末は 下の写真のとおり、ひざ下まで雪が積もっていました。2月が大雪とならないことを祈ります。






2007年1月17日

埋め戻し


型枠の解体が終わり、掘削した建物外周の土を埋め戻しています。

敷地は道路側から奥に向かって傾斜しており、2mほど高くなっています。その高低差を利用してコンクリート造の1階が斜面に埋めこまれたように建物がたたずみます。

 


2007年1月16日

型枠解体

新年を迎え、6日より現場作業がスタートしました。

20cmほど積もった雪を溶かしながらの解体でしたが無事に作業を終えました。コンクリートの打上りも上々です。

2階からの眺望が今から楽しみです。



2006年12月27日

立上りコンクリート打設


昨日の「爆弾低気圧」の影響で現場の天候が心配されましたが、 今日は昨日と変わり穏やかな陽射しの打設日和となりました。

午前中に配筋の最終チェックを終え、午後からコンクリートを打設しました。

日中の気温は10℃前後ありますが、やはりここは那須の地、夜間は0℃近くまで冷え込みます。凍結防止のためにコンクリートに「防凍剤」という混和剤を混ぜます。外気温が−10℃程度まで下がっても、養生シートなど簡単な養生方法でコンクリートの初期凍害が防止できます。

年末年始の休業期間を利用して新年5日まで養生します。







2006年12月26日

配筋検査

雨空に気温2℃と厳しい条件の中、作業が進みます。明日のコンクリート打設に向け、配筋検査を実施しました。

検査員はこの建物の構造設計者である中原設計の中原さん。構造設計者ならでは視点で鉄筋の定着長さなど主要なポイントを迅速にチェックしていきます。

打設後の気温低下に備えたコンクリートの温度管理方法など、良質なコンクリート躯体を仕上るための注意事項も入念に伝えました。

明日のコンクリート打設を終えると今年の現場作業は終了します。

 


2006年12月19日

1階立上  配筋・型枠

現場は1階の壁の配筋・型枠作業中です。
昨日の雪が残り手先のかじかむ中、27日予定のコンクリート打設に向け、職人さん達が作業を進めていました。ご苦労様と声をかけると「こんな日の方がかえって作業がはかどるよ」と笑顔での頼もしい一言。
その心意気に頭が下がります。

とはいえ、配筋は厳しくチェック。巻尺をあて配筋の太さ、本数、ピッチ、固定状況を確認します。設計通りの仕様で無事合格です。

26日に再度、2階床の配筋を検査を実施してコンクリート打設に望みます。

 

 

 




2006年11月15日

地盤確認・根伐開始

樹木の伐採が終了し、いよいよ根伐工事に着手です。
試掘孔より地盤面をチェックして、設計想定通りの支持地盤が確認できました。
本格的に掘削開始です。



2006年11月2日

地鎮祭

建築主、設計、工事関係者一同が参列のもと、黒磯神社宮司の祭司で地鎮の儀が執り行われました。

前もって張られた地縄を基準に建物の配置、敷地レベル、伐採する樹木を確認しました。

 
[ last update Wed, 2008-07-23 7:08 pm ]
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